
※むしろ最初に展示場でアンケートかかない方がいいので注意!
今日は賃貸に住み続けるのが難しくなってしまったローン恐怖症の我が家が
いかに悩みながら注文住宅を選ぶに至ったかをお話します。
子育て世帯で住宅購入を考えている人は絶対に、
全てのおよその金額が答えられるくらい覚えといた方がいいことです。
契約後は金銭感覚が次第に麻痺してきます!(実感中

Contents
マンション・戸建て持ち家ににかかる本当のお金を知る
持ち家には賃貸にはかからなかった毎月の経費がかかる
まず土地や建物を所有すると、固定資産税と都市計画税がかかります。
マンションも専有面積の分だけ課税されますよ。
わかりやすく説明するために軽減される特例などは省いて説明します。かかるものはかかるので。
どのくらいかかるのかは計算する式があるのですが、東京都主税局の公式サイト(https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/shisan/kotei_tosi.html)
面倒なので一番手っ取り早いのは
そこに住んでいる人(持ち家の人)に去年いくらぐらいだったか聞くことです。

高い方の18万が年間にかかるものとして計算しました。(ひと月あたり1.5万)
年間18万円で45年間(35歳で購入80歳まで居住)住むと810万円
マンションではローン完済後も管理費・修繕積立金・専用使用料などがかかり続けます。
これがかなりの曲者で、築10年の巨大マンション・築20年の小規模マンションで月3万円はかかりました。
(築年数が古くなればなるほど上がるのでかなりリアルだと思います)
年間36万円で45年間(35歳で購入80歳まで居住)住むと1,620万円、かなり大きいですね。

戸建てでもローン完済後も修繕費が意外にかかるので計画的な用意が必要です。
一戸建ての場合は、屋根(雨漏り)・外壁(劣化)・バルコニー(防水処理)・防蟻(ありさん駆除予防)などなど
やはり住んでいる上で必要な家のメンテナンスがあります。
さらに、戸建てを買う上での、要注意事項なのですが
どんな家を買うかでメンテナンスのサイクル(10年ごと15年ごと30年ごと)×修繕費用が異なるのです。
またハウスメーカー比較でもお話しますが、100万単位で異なりますので要注意です。
とくにヘーベルハウスはものすごくかかるようです。

毎月1万円を修繕積立金として毎月の返済額に合わせて計上しました。
マンションや戸建ての販売価格で判断してはいけない
月々のローン返済額と今の賃貸費用を比較してはダメ
と、言うことで分譲マンションや建売戸建てのチラシにおどる、
月々のローン返済額が今の家賃より安くてお得!という字面には騙されてはいけません。
例えば、こういうチラシに飛びついてはいけないわけですね
一瞬いいかなって思ってしまいます
さらに、持ち家を取得することにかかるお金は建物の購入・維持費用だけではないのです。
マンションや戸建て購入時には税金系・手数料系・引っ越し系3つの費用が数百万単位でかかる
税金系は、
・売買契約に係る印紙代 1万
・土地や建物の権利に関わる登録免許税などの登記関連費用 約30万
・不動産ゲットで都道府県からかかる不動産取得税 数万円から数十万まで ※軽減措置あり
(東京都主税局公式サイトでチェックhttps://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/shisan/syutokuzei.html )
手数料系は、
・不動産会社に払う仲介手数料 (価格×3%+6万円)+消費税
※100万普通に超えますので注意
・銀行に払うローン借入費用
(借入額によるけど3,000万円から3,500万円くらいなら50~80万円くらい)

引っ越し系は、
・引っ越しにかかる費用
・不用品・粗大ごみの処分費
・免許証や車庫証明の変更にかかる手数料
・親が住んでいる土地を建て替える場合は仮住まい費用
(仮住まい費用は、ハウスメーカーにより建つまでの期間が数ヶ月違うので、かなり大きいです。)
毎月の維持費と毎年の税金以外に初期費用も結構かかるのです。
他にも注文住宅だとこんなものも地味にかかる!
打ち合わせの日がほとんど外食になるのが、わかりみ深い…。
住まいの作りによっては今より高くなる可能性もある光熱水道費
またこちらも実際に住んで気づく部分もあるのでリアルな先輩動画がおすすめです。
マンションでも上下階に人が住んでいるか、角部屋かなどにより
断熱性が全然違うのを実感したやこ夫婦なので気をつけたいところです。
マンションや戸建ては価格やスペックだけではなく予算ありき
これだけ、販売価格に隠れた費用があるのがお分かりいただけたと思います。
住宅購入の際は、まず自分でライフプランシュミレーションをして
教育費や老後生活費をざっくり計算してから予算を決めることが鉄則です。

値下げ幅が減ったりしますのでおすすめしません

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おやこアートはうす家の高校~大学の教育費の例
我が家は中学まで公立の予定。
できれば高校も公立希望ですが、私立の場合でも授業料無償化が利用できそうなので(世帯年収910万未満)
公立と私立の場合の年間費用の間、45万円を3年間計上しています。(通学費や教材費含む)
ちなみにお小遣いや習いごとの課外費は、
現在すでに習い事だけで、毎月一人3万円近くかけていますので、今と同じなので支出に計上していません。
大学は私大文系と仮定して、初年度219万円、のちの3年間152万円を計上。
おまけで社会人1年目も30万円計上。
次の画像は仮に
3,500万の住宅を頭金500万円・借入3,000万の35年ローンの場合の住宅購入我が家の予想グラフ。
皆さんに知ってほしいポイントはまず2つ
1.だいたいのお家が子どもが大学時期に凹んだ形になるということ。
ここで赤字にならないように!無理のないローン返済を。
2.退職金受給以降は右肩下がりの形になるということ。
退職金はあくまで年金生活の足しなので退職金をローン返済にあてない。
2人以上の教育費、学資保険もどき+積立貯金+投資運用を使い分けて上手に用意
1人目のモクの大学入学費用は、
低解約返戻金型終身保険という、一定期間解約しない(解約した時の返戻金がかなり安い)代わりに
18年目の返戻額に多めの利息がついているよ、という保険。
夫がなくなった場合300万払われるので、保険を払いきっても、大黒柱に途中で何かあっても払ったお金より多くなります。
引き出せない分、利息が銀行預金はもちろん普通の学資保険なんかより全然いいです。
2人目のタマの大学入学費用は、
夫の貯金+私がNISA内の投資信託で得た利益をあてる予定です。
少なくとも家を買う前には大学時の入学金ぐらいはキープ出来ているほうが安心かと思います。
最低月5万円は結婚当初から貯めておくほうが良いのではないでしょうか。

大学費用を借金してはいけない
奨学金というと聞こえは良いですが、借金です。
現在はアルバイトで学費や生活費が稼げず、学ぶことすらままならなくなってしまった学生さんの
深刻な事態が問題になっています。
私が大学生の頃よりも金利はだいぶ下がったようですが、社会人になってから毎月1万数千円を40代になるまで払う、
というのは辛いところがあるのではないかと思います。
家を買うより先に、子どもたちに数十年先の苦労はさせないファイナンシャルプランを立てましょう。
まとめ 教育費を確保してから無理なく買える家を選ぼう
一度の購入では終わらない出費は人生全体で考える
持ち家にかかる費用、おわかりいただけましたか。
購入予算に何が含まれるか、私達も最初はまったく知らないものだらけでした。
月々のローン返済額と固定資産税や管理費くらいついては知ってはいたものの、
契約手数料や各種税金の多いことといったら!
また、賃貸や狭い部屋では気が付かなかった見えないお金もかかってきます。
その水面下にかかるお金にはどんなものがどのくらいかかるのか、
生涯かかり続けるのかをまず知っておくとだいぶ、慎重に家探しができ
最悪の失敗をしないで済むのではないでしょうか。
家族や友人にも分譲マンションを2回購入している人はいますが、
売れればいいですが、買った値段の半額以下ですし
2件目の住宅ローンと二重で払う生活なんて、大学時期と被ったら最悪です。
子育て世帯は教育費を主軸に、まずはお金の計画を立てると安心です。
また、よっぽど本当に縁があって気に入ったお家じゃない限り、
お洋服ならまだしも、家を早い者勝ちで焦って買って、
目をつぶってた嫌なところが後から気になりはじめるのは辛い金額だと思います。
せっかくお家を買うなら、絶対後悔や家族に迷惑などかかる事なく、
みんな元気に楽しく住みたいですものね!
不動産の方やハウスメーカーの方と打ち合わせる前に
しっかり理論武装できないと、営業さんのまな板の上の鯉になっちゃいますよ!
フェイクの値下げ交渉に引っかかりません。
次回は、まずは【新古マンション・建売戸建て】の内見で我が家が気をつけたところレポートです。
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